破壊破面解析の進め方のポイントおよび不具合調査・対策への活かし方とその実践 ~演習付~ 【弊社研修室】

~ 金属の物理的性質、疲労破壊・延性破壊・脆性破壊の破面の特徴、破壊起点と最終破断部の特定、調査結果による対策立案 ~

・破損品の材料調査解析の実務経験に基づく講義を通し、破壊原因の推定と対策に活かすための講座!

・破壊の特徴と、破面・断面ミクロ組織の判定方法や調査事例、破壊原因推定の演習を通して実践的に修得し、破壊の再発防止に活かそう!

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講師の言葉

 今回は、材料調査解析を実務として携わる方に対し、実務経験者として調査を遂行するに当たり最小限必要な知識を得るためのポイントを学んで頂きたいと思います。破壊破面例から読み取りから観察位置のポイントおよび熱処理による金属組織の変態、また接合法の種類等、さらに調査事例を基にした最適な調査手法および報告書作成に実体を紹介します。

 材料調査は、鉄鋼材料、銅・アルミ等の非鉄金属材料、鋳鉄等の鋳物材料、プラスチック等あります。これら調査の目的(必要性)は、何れも工業製品であり、目的に適した材料から構成されていますが材料の選定、製造工程、使用環境等で一旦不具合(破損等)が発生すれば大きな損害ともに、人命にも関わる事例も多くあります。そのためにも不具合が発生した時点で、確実のその要因を調査解析し的確な対策の立案を行うことは重要です。是非、この機会にその認識を更に強く認識頂けると幸いです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年03月05日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械、自動車、構造物をはじめとする設計、開発、品質、保守に携わる方
・材料開発に携わる技術者、研究者の方
・特に、実務として社内で調査事業に携わっている方
予備知識 ・初歩的な材料力学、金属材料の知識
修得知識 ・不具合調査の一連の流れ
・破面、断面ミクロ組織の判定における理論的な考え方
・報告書作成における、特に対策法案の提示
プログラム

1.金属の物理的性質

   ・二元合金状態図の見方(F-C線図)

 

2.破壊破面の特徴と破面解析

  (1).破壊の分類(統計)と観察事例

    a.疲労破面の発生原理

    b.延性破壊、脆性破壊、水素脆性破壊破面の特徴

  (2).破面解析のポイント

   ・破壊起点の重要性、破壊伝播および最終破断部の特定ポイント

  (3).材料の物性試験による評価方法

  (4).調査事例:テキスト無し投影のみ

 

3.調査仕様書の作成と対策立案

  (1).調査仕様書の作成

  (2).調査報告書作成のポイント

  (3).調査結果による対策立案

 

4.破壊原因推定のワーク:グループディスカッション

 課題を提示し、提示図から破壊原因等のあらましを推定して頂き、その調査内容(仕様)を考え纏めて頂く。これは、実際に調査を依頼(社内外)された場合に、依頼元に提示しその考えに理解を得る必要があります。

 

(参考資料)

1.工業材料とは

 ・種別、JIS規格(呼び)および各国の規格紹介

 ・鉄鋼材料の出来るまで(製鉄法/高炉法・電炉法)

2.材料接合法

3.金属の腐食理論

キーワード 二元合金状態図 延性破壊 脆性破壊 破壊起点 破壊の分類 調査仕様書
タグ プラスチック金属破面解析
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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