分散電源、電力系統の基礎と安定運用制御技術 <オンラインセミナー>
~ 分散電源と電力系統の基礎、周波数・電力潮流・電圧および位相角の安定性、再生可能エネルギーと電力系統の運用制御、将来の系統安定化対策と高度運用技術 ~
・分散電源と電力系統の関係を正しく理解し、系統安定化対策に活かすための講座
・カーボンニュートラルの実現に向け、不可欠となっている分散電源の大量導時の電力系統の安定性に及ぼす影響とその対策技術について修得し、安定した系統運用制御を実現しよう!
・今後の電力取引の在り方や関連する制度設計についても解説いたします
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
カーボンニュートラルの実現に向けて太陽光発電や風力発電の導入が進展する中で、電力系統の安定化は今後の重要な課題の一つとなります。本講義では分散電源の特徴や電力系統の安定性に関する基礎的な事項を解説すると共に、今後の電力系統における課題や期待される対策技術について紹介します。特に、電力系統の周波数・電力潮流・電圧および位相角の安定性、の基礎的な事項を述べると共に、分散電源の大量導入が及ぼす影響について分かりやすく解説する予定です。また、現在国の審議会等で議論が進展している同時市場など、今後の電力取引の在り方や関連する制度設計についても言及します。分散電源と電力系統の関係を正しく理解することは、将来に向けた制度設計の議論を理解するためにも重要であると考えています。基礎的な事項を新たに学びたい方ならびに復習されたい方、あるいは今後の電力系統の在り方について技術的な観点から俯瞰されたい方にとって、有用な内容となるように努めます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年05月09日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・電力系統の運用制御等にご関心のある方
・分散電源の導入や開発に関わられる方
・将来の電力・エネルギー問題をより深く理解したい方 |
予備知識 |
・電力系統に係る技術的な内容が中心となるため、電気回路の基礎的な知識があると理解に役立ちます |
修得知識 |
・分散電源の導入が電力系統の安定性に及ぼす影響とその対策技術の概要
・将来の電力系統に向けた新しい市場などの政策議論動向 |
プログラム |
1.分散電源と電力系統の基礎
(1).電力系統の概要
(2).分散電源の特徴
a.太陽光発電
b.風力発電
c.蓄電池
(3).国内外の電力・エネルギー事情
(4).カーボンニュートラルに向けた将来の電源構成
(5).電力系統の安定運用
2.再生可能エネルギーと電力系統の運用制御
(1).需給・周波数制御
a.需給バランスと周波数
b.自動発電制御
c.調整力と需給調整市場
(2).電力潮流の管理
a.電力潮流計算
b.分散電源と潮流混雑
c.再給電による混雑管理手法
(3).電圧安定性
a.P-Vカーブと電圧崩壊現象
b.電圧安定化対策
(4).同期安定性
a. P-δカーブと同期化力
b.臨界故障除去時間
c.系統安定化対策
(5).電力系統の運用容量
3.将来の系統安定化対策と高度運用技術
(1).分散電源大量導入の影響
(2).GFL・GFMインバータ
(3).同期調相機・STATCOM
(4).グリッドコード
(5).同時市場とSCUC・SCED
(6).市場主導型の混雑管理
4.配電系統の運用制御における課題と対策技術
(1).配電系統の構成
(2).分散電源と電圧変動
(3).様々な電圧制御手法
a.LRT・SVR
b.SVC・PV-STATCOM
c.Solid State Transformer
(4).ローカルフレキシビリティ
5.総括
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キーワード |
分散電源 電力系統 カーボンニュートラル 再生可能エネルギー 需給・周波数制御 電力潮流 再給電 電圧安定性 同期安定性 GFL・GFMインバータ グリッドコード 電圧制御 ローカルフレキシビリティ |
タグ |
エネルギー、エネルギーマネジメントシステム、スマートグリッド、系統連系、自然エネルギー、蓄電、電気、電源・インバータ・コンバータ、発電 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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