CO2の回収・利用・貯留(CCUS)技術の基礎と最新応用技術 <オンラインセミナー>

~ カーボンニュートラル(CN)社会とCCUS、CCUSの技術動向と各社の技術および事業化例・実証実験 ~

最新のCO2の回収・利用・貯蔵方法を修得し、環境や条件に適した応用技術と事業化に活かすための講座

CCUS技術の基礎から各社における最新技術と応用および事業化例を先取りし、カーボンニュートラルに対応しよう!

講師の言葉

深刻な自然災害を引き起こしている地球温暖化と大気中のCO2濃度増加を定量的に認識していただいた上で、その対策としてのカーボンニュートラル社会(CN)とそこにおけるCO2の回収・利用・貯留(CCUS)の役割、CO2の回収(CC)技術である、アミンによる化学吸収法、ゼオライトによる物理吸着法、固体吸収材によるDAC(直接大気回収)法、溶解選択性膜によるCO2の膜分離法、CO2の利用(CU)技術である天然ガスに代わるメタン、石油に代わる合成燃料やプラスチック原料等の各種化学品、CO2吸収コンクリートの各製造技術および高品質・高収量トマト、キュウリ、稲作等のCO2施用農業、CO2貯留(CS)技術である大深度地下貯留、田畑の土壌改良材となるバイオ炭の製造・施用に関する各先端技術内容を習得していただけます。最後に、これら日本の先端CCUS技術を生かした新しい成長産業の創出を提言させていただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年04月25日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー化学・環境・異物対策
受講対象者 ・CNおよびCCUS関係業務に携わっておられる、事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、環境管理部門の方
予備知識 ・大学、高専の化学系学部卒業程度の知識
修得知識 ・世界のCO2濃度の推移、地球温暖化およびエネルギー源構成の現状に関する知識を習得できる
・カーボンニュートラル(CN)社会の構図、CN社会におけるCCUSの役割、CN社会を構成する再エネ-水素-CCUSの関係、CCUSのロードマップに関する各知識を習得できる
・化学吸収法、物理吸着法、固体吸収材を用いたDAC(Direct Air Capture)法、膜分離法についての知識を習得できる
・CO2からのメタネーション、合成燃料製造、メタノール、p-キシレン、カーボネート、イソシアネートの各合成技術、メタノールからのオレフィン製造技術(MTO)、セメント・コンクリート分野におけるCO2吸収コンクリート製造技術、農業分野におけるトマト栽培、キュウリ栽培、稲作におけるCO2施用効果に関する知識を習得できる
・CO2の貯留(CS):CO2の大深度地下貯留、バイオ炭による土壌改良しつつの貯留についての各知識を習得できる。
プログラム

1.カーボンニュートラルの背景

(1).CO2濃度推移と地球温暖化の現状と推移

(2).CO2排出量とエネルギー減構成の現状と推移

 

2.カーボンニュートラル(CN)社会とCCUSの概要

(1).CN社会の構図とCCUSの役割

(2).CCUS-再エネ-水素の関係

(3).CCUSのロードマップ

 

3. CCUSのCO2の回収、利用、貯蔵技術の基礎と各社の技術および応用・事業化例の課題と注意点

(1).CO2の回収(CC)

a. 化学吸収法

b. 物理吸着法

c. 固体吸着材によるDAC法

d. 膜分離法

(2).CO2の利用(CU)

a. メタネーション

b. 合成燃料製造

c. メタノール製造

d. MTO (高性能ゼオライト触媒)

e. MTA (カプセル化触媒)

f.  CO2吸収コンクリート

g. 農業 (トマト、キュウリ、稲作へのCO2施用栽培効果)

(3).CO2の貯留(CS)

a. 大深度地下貯留

b. バイオ炭

(4).各社の応用・事業化例・実証実験

a. 化学吸収法

(三菱重工業、日鉄エンジニアリング、日本CCS調査)

b. 物理吸着法

 (JFEスチール) :ゼオライト吸着剤とプロセス

c. DAC法

 (川崎重工業):固体吸収材とプロセス

d. 膜分離法

(次世代型膜モジュール研究組合) :反応分離膜

e. メタネーション

 (カナデビア) :常圧低温触媒とプレート型反応器

f. 合成燃料製造

 (ENEOS) :高性能逆シフトおよびFT反応触媒と反応器

g. メタノール合成

(三菱ケミカル) :反応分離膜

h. MTO

 (三菱ケミカル) :革新的ゼオライト触媒

i. p-キシレン合成

(富山大、日本製鉄他) :ゼオライトカプセル化触媒

j. カーボネート合成

(旭化成) :触媒

k. CO2吸収コンクリート

(電気化学工業、中国電力、鹿島建設)

l. CO2施用農業

(愛知県農業試験場、カゴメ、岩手県農業研究センター、つくばみらいFACE):トマト、キュウリ、稲作への各CO2施用効果

m. 大深度地下貯留

(日本CCS調査)

n. バイオ炭

(東京大、福井市)

 

4. まとめ

キーワード カーボンニュートラル(CN)  CCUS 化学吸収法 物理吸着法  固体吸着材によるDAC法 膜分離法       メタネーション 合成燃料製造 メタノール製造 MTO (高性能ゼオライト触媒) MTA (カプセル化触媒)     CO2吸収コンクリート 大深度地下貯留
タグ サービス研究開発商品開発水素薄膜自然エネルギー省エネ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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