抗菌・抗ウィルス機能を付与する表面処理技術と施工法および最新技術 <オンラインセミナー>
~ 細菌・ウィルス・バイオフィルムの増殖の防ぎ方、感染防止のための材料表面設計、殺菌・不活化効果と付着防止効果、最新の表面処理技術と実用化 ~
・喫緊の極めて重要な課題となっている感染防止を実現するための抗菌表面処理技術を修得し、応用するための講座
・ヒト-モノ-ヒト感染を抑えるための材料表面設計に必要な抗菌メカニズムと施工法を修得し、抗菌・抗ウィルス機能を付与した製品の開発に活かすための特別セミナー!
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講師の言葉
新型コロナによるパンデミックは、感染防止対策が、人の生命だけでなく社会・経済活動までを大きく左右する重要な因子であることを我々に知らしめました。また、加速している温暖化や森林破壊により、さらなる未知のウィルスや細菌による新たな感染症の発生も懸念されており、感染防止対策は、ポストコロナにおいても、さらに我々人類にとって喫緊の極めて重要な課題です。
感染防止対策として、感染拡大の一因となっている「モノ」を介した間接的な感染、即ち、ヒトーモノーヒト感染を減らすことは、非常に有効な手段となります。本講義では、モノを介した感染を抑える技術となる、そのモノ自体に抗菌・抗ウィルス機能を付与できる表面処理に関して、材料設計を行うための指針とその抗菌メカニズム、さらに、どのような材料をどのような方法で施工するのかについて基礎から詳説します。また、この理解に必要となる、細菌・ウィルス・バイオフィルムによる感染とはどういうことで、それらの増殖をどのような方法で防ぐのかについて説明します。そして、最近の抗菌性・抗ウィルス性表面処理に関する技術や研究について、その実用性を一緒に考えましょう。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2021年07月29日(木) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・抗菌加工製品製造・開発・研究・営業に携わる方
・表面処理技術の開発・研究・営業に携わる方
・抗菌材料について基礎から学習したい技術者の方
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予備知識 |
・特に必要ありません(基礎から説明します) |
修得知識 |
・抗菌・抗ウィルス・抗バイオフィルムとはどういうことであるか、また、ヒトーモノーヒト感染を減らす手段としてのモノの表面処理に関する材料設計指針、抗菌メカニズム、使用材料や施工方法など |
プログラム |
1.細菌・ウィルス・バイオフィルムとその表面での様態
(1).細菌とウィルスの違いと共通点
(2).バイオフィルムとはどのようなものか
(3).細菌やウィルスに感染するとはどういうことか
(4).細菌は材料表面でどのように生き残るか
(5).ウィルスは材料表面でどのくらいの期間「生きている」か
2.細菌・ウィルス・バイオフィルムの増殖の防ぎ方
(1).抗菌・抗ウィルスとはどういうことか
(2).どのように増殖を抑えるのか
(3).抗菌剤・抗ウィルス剤にはどのようなものがあるか
3.抗菌・抗ウィルス・抗バイオフィルムのための材料表面設計
(1).ヒト-モノ-ヒト感染における「モノ」の表面の重要性
(2).材料表面を設計するための指針
(3).殺菌・不活化効果: どのようなしくみで抗菌されるのか
a.活性酸素の活用
b.金属イオンの活用
(4).付着防止効果: どのようなしくみで抗菌されるのか
a.表面形態(物理的側面)
b.タンパク質吸着抑制(化学的側面)
c.表面特性:疎水/親水・電荷・表面粗さ
4.さまざまな表面処理技術
(1).表面処理手法
(2).増殖抑制のための表面処理
a.殺菌・不活化効果付与・・・銀、酸化チタン、ナノカーボン、生物由来物質
b.付着防止効果付与・・・ナノレベル表面粗さ、マイクロ・ナノ構造
(3).抗菌と生体適合性の両立
5.最新の表面処理技術と実用化
(1).光触媒酸化チタンのウィルスへの効果
(2).昆虫の羽のナノ構造による殺菌効果
(3).グラフェンによる殺菌効果
(4).最新の研究から
6.今後の課題
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キーワード |
抗菌 抗ウィルス バイオフィルム 殺菌効果 不活化 金属イオン 材料表面設計 吸着抑制 生体適合性 光触媒酸化チタン グラフェン |
タグ |
塗装・塗布、薄膜、表面改質、表面処理・めっき |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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