熱処理技術の基礎と欠陥トラブル対策

〜 鋼材の基礎、焼きならし、焼きなまし、焼入れ、焼き戻し、熱処理の欠陥と対策例 〜

・エキスパートの方から熱処理の基礎と欠陥対策を学び、製品開発へ活かすための講座

・機械部品の性能を左右する熱処理技術を修得し、目的に合った高品質な製品開発へ応用しよう!

講師の言葉

 金属材料をより効果的に使用するときには、必ず目的に合わせて、硬さや靭性という機械的特性が求められる。そこで何らかの熱処理が施される。同時に目的に合わせた金属材料や熱処理の選択が必要になる。基礎的な知識は、技術の要点を把握することと同時に、よき動機つけの一助として、日々の技術更新、高度化に対応していくための資質の向上を高める原動力となる。技術者は、常に先を見る眼、本質を見る眼、事故を見る眼をしっかり養い、基本は不変であることを鑑み、不動である技術・技能は何か求める一助なればいいと考えている。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月13日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・熱処理に携わっている方、これから携わる方
予備知識 ・熱処理に携わっている方であれば、特に必要ありません
修得知識 ・鋼材の基礎 ・熱処理プロセス(焼きならし、焼きなまし、焼入れ、焼き戻し)   ・表面熱処理プロセス ・熱処理の欠陥と対策
プログラム

1.鋼材の基礎
  (1).鋼材の誕生
  (2).五元素の作用
  (3).炭素の偉力
  (4).炭素鋼と合金鋼

2.鋼の熱処理の基礎
  (1).金属の構造
  (2).鉄ー炭素系平衡状態図
  (3).一般熱処理プロセス
    a.焼きならし
    b.焼きなまし
    c.焼入れ
    d.焼き戻し
    e.固溶加熱処理他
  (4).表面熱処理プロセス
  (5).熱処理の欠陥と対策
    a.焼が入らなかったら?
    b.焼ムラが発生したら?
    c.焼ひずみが?
    d.焼き戻し割れと焼き戻し脆性は?
    e.浸炭処理の起こりやすいトラブル?
    f.高周波焼入れのトラブル?
    g.熱処理は問題ないのに鋼材の欠陥が影響?
    h.その他
  (6).JIS熱処理ハンドブックの見方と使い方
  (7).JIS鉄鋼ハンドブックの見方と使い方

キーワード 熱処理 鋼材 焼きならし 焼きなまし 焼入れ 焼き戻し 固溶加熱処理 浸炭処理 高周波焼入れ
タグ 金属金属加工熱処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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