食品中の異物分析に有効な赤外・ラマン分光法(共催セミナー)

概要

目視検査ではわからない分析ノウハウを教えます!

講 師

サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)SIDアプリケーション部 マネージャ 中野 辰彦 氏

会 場

きゅりあん 4F 研修室 【東京・品川区】

日 時

平成21年9月29日(火) 12:30~16:30

定 員

20名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

聴講料

1名につき49,980円(税込、昼食・資料付き)


※同一法人より複数名でのお申し込みの場合、1名につき10,500円割引いたします。


※大学生、教員のご参加は、1名に付き受講料10,500円です。

(ただし、企業に在籍されている研究員の方は除きます。)

講座の内容


【講座の趣旨】


 食品への異物混入は、食品営業事業者にとって極めて深刻な問題に発展することがあります。異物混入によって消費者の信頼を失い、経済的な損失をもたらす可能性があるためです。そのため事業者は異物混入を防ぐ措置をとり、消費者からクレームがあった場合には迅速に疑いのある物質の特定する必要があります。

本講演では異物検査で用いられる分析手法の概要に触れながら、異物検査に汎用される赤外分光法(IR)についてその基礎と異物の形態別サンプリングテクニック・アクセサリの選び方など、これから分析を始める方へ分かりやすくアドバイスします。比較的大きな異物から顕微赤外を用いた微小物の分析テクニックについて、豊富な実例と共に紹介します。新しい話題として、FT-IRと相補的な手法である顕微ラマンを使った微小異物、内包異物の分析法を解説します。

最後に、日頃使用する装置のメンテナンス方法と、赤外スペクトル読み解きながら異物を分析するコツなど、「明日から使えるテクニック」を学んでいただきます。本講演による知見の習得によって消費者の信頼を得ることに繋がっていかれることを祈っています。


【プログラム】


<食品異物の特性 ・・・ 異物の種類と観察から分析手法の選択まで>

1.食品異物とは


  1.1 異物の種類

  1.2 異物分析手法と赤外分光法


<赤外分光法(IR)の基礎 ・・・ IRの特性を知る>

2.赤外分光法の基礎


  2.1 IR法でなにが分かるか、スペクトルはどのようにして得られるか?

  2.2 分光装置(FT-IR)の条件設定のコツ


3.分析手法とサンプリングアクセサリ


  3.1 透過法、反射法、内部反射(ATR)法

  3.2 試料形態別のサンプリングアクセサリ選択方法


<ノウハウ、実践 ・・・ サンプリングの実例から注意点まで>

4.比較的大きな食品中の異物(mm)


  4.1 1回反射ATRによる分析

  4.2 異常部, 表面の分析例

  4.3 ATRスペクトルの解析の注意点


5.微小な異物、液体中の浮遊物・沈殿物のサンプリング法


  5.1 顕微FT-IRの動作原理と注意点

  5.2 異物のサンプリング、前処理ツール

  5.3 微小異物、汚染部の分析例


<最近の話題 ・・・ 赤外が苦手な異物を分析するラマン法>

6.ラマン分光法による食品中の異物分析


  6.1 微小な異物分析が可能になる顕微ラマン

  6.2 ラマンスペクトルと赤外スペクトルの違い - 横軸が何故同じ単位なのか?

  6.3 「相補的分析手法」の意味  - ラマン法と赤外法の長所・短所

  6.4 容器包装材料中の内包異物の分析事例  - 埋没した異物を「前処理なし」で分析する手法とは?


<スペクトル読み解き、信頼性、分析装置のメンテナンス>

7.赤外スペクトルの「読み方」


  7.1 赤外スペクトルの横軸は、なぜ「波数」なのか?

  7.2 赤外スペクトルの眺め方、読み方のコツ ? 異物としてありがちなプラスチック材料を「読む」

  7.3 スペクトルサーチとライブラリの選び方


8.装置のメンテナンス、「信頼性」の確認


  8.1 主要パーツの解説

  8.2 装置のメンテナンス - すべきこと、やってはいけないこと

  8.3 信頼性確認、バリデーション


<事例紹介 ・・・分析事例からわかる「良い異物」と「悪い異物」・・・広がる利用の可能性>

9.異物検査事例紹介


  9.1 食品由来

  9.2 包装由来

  9.3 その他の異物

  9.4 フードサイエンスへの応用


10.まとめ


* 主催:株式会社R&D支援センター


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