セミナー情報

異種材複合化技術とゴム/樹脂/金属における接合の活用事例

〜 エンプラとの異種材複合化技術、ゴムとの複合化、ラジカロック接合技術、部品・製品の応用例 〜

  • 高分子材料やゴムの特性から、ゴム・樹脂の専門知識のない方にも分かりやすく解説する講座!
  • 金属と高分子の複合化に加え、ゴムと樹脂の複合化技術も学び、金属代替による製品軽量化、接着剤を使わない異種材接合に活かそう!

講師の言葉

 自動車部品をはじめ信頼性、強度を求められる開発では、ほとんどエンプラが使われております。エンプラを中心とした複合化技術について、その機構を中心に全体を概観する形で説明します。
 接着・複合化複合化技術の解説の前段として、エンプラやゴムといった「高分子化合物」とは何か、という点について基礎的なところを解説します。接着・複合化技術についてより良い理解の助けになればと思います。
 複合化についてより実際的な技術、特にゴムに関連する技術については、第2部の講師が引き続き説明します。実際のものづくりを行っているメーカーとして、今までの経験から得た知識や知見などを基に、具体的な事例を交えてゴムとの複合化について解説します。

セミナー詳細

開催日時 2016年05月24日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 【東京】日本テクノセンター研修室
カテゴリー 成形・加工・接着接合・材料
受講対象者 ・エンプラやゴムとの異種材料複合化接合に関心のある方
・エンプラを用いた複合化部材を使用する立場の方で、高分子材料についてより深く理解したいとお考えの方(自動車部品をはじめ信頼性、強度を求められる開発では、ほとんどエンプラが使われております)
・ゴムの複合化部品を使用しているメーカーの方。ゴムの複合化や軽量化などでお困りの方など
予備知識 予備知識以上に、知りたいことがはっきりしている方、具体的な事案を持たれている方のほうが得られるものが多いと思います。講義の後あるいは講義中において質問大歓迎です。
修得知識 ・現在開発されてきている異種材料複合化技術の全体像と、現時点での長所・短所
・異種材料複合化技術を利用する際の注意点や問題点、対応策
・ゴムの複合化を考える上で必要な考え方や問題点などについての知識や知見
・ゴムとの複合化製品の可能性について
プログラム

第1部

 


1. 高分子化合物とは何か
  (1). 高分子化合物と低分子化合物:分子量という考え方
  (2). プラスチック、熱可塑性樹脂とは
    a. ガラス転移温度、融点、結晶化温度
    b. プラスチックと結晶
    c. 熱がプラスチックに与える影響
    d. いろいろあるプラスチックの成形加工方法
  (3). ゴムとプラスチックの違い
  (4). プラスチック、ゴムと、金属、無機化合物の違い

 


2. 最近の異種材料の複合化技術
  (1). 接着・複合化の「ひっつけようとする力」とは
  (2). 最近のエンプラと異種材料接着/接合技術
    a. エンプラとゴムの接着とその機構
     ・PPEとスチレン系ゴムの間の高分子拡散現象
     ・過酸化物架橋系ゴムとエンプラの直接接着
     ・レーザーを利用したアンカー効果による接合(アキロック)
    b. ナイロンと熱可塑性ウレタンの直接接着
    c. エンプラと金属の接着とその機構
     ・金属表面の多孔化によるアンカー効果を使った接合
     ・共重合ナイロンを接着層に用いた接着

 


3. 接着・複合化技術
  (1). 複合化とその分析
  (2). 複合化とその評価

 


4. 接着・複合化技術が活かされた応用例
  (1). スポーツ分野 
  (2). 自動車分野
  (3). 電気電子分野

 

 


第2部

 


1. ゴムの基礎知識
  (1). ゴムとは
    a. 架橋と加硫の違い
    b. ゴムの魅力
  (2). ゴムの配合設計
    a. 材料及び配合設計要素
    b. 加硫温度・時間が物性に及ぼす影響
    c. ゴムのトラブルと対策
     ・ゴムローラのトラブル及び対策事例
  (3). 一般的な製造工程及び成形方法による利点と問題点
    a. コンプレッション成形
    b. 巻蒸し成形
    c. キャスティング

 


2. ゴムの複合化について
  (1). ゴム−金属の複合化/加硫(架橋)接着
    a. 製造時のポイント
     ・どのようなゴムでも結合可能
     ・難しい接着剤塗布の方法や勘所
     ・材質による金属表面処理方法の勘所
  (2). ゴム−樹脂の複合化/分子間結合
    b. ラジカロック接合技術の基礎知識
     ・接着剤を使用しないラジカロック接合技術
     ・接着強度の向上
     ・安定した接着品質
    c. ラジカロック接合技術の利点
     ・金属代替による軽量化 
     ・表面処理不要
     ・接着工程短縮によるコストダウン

 


3. ラジカロック接合技術の活用
  (1). ゴムの優れた物性を活かす
    a. 複合化による機密性向上を利用した各種パッキンの製造
    b. 高摩擦・耐摩耗性・樹脂を使用することによる軽量化と高機能化の両立
  (2). 金属代替による軽量化
    a. ゴムローラなどの軽量化によるモーター負荷低減
    b. 成形品である樹脂への置き換えによるコストダウン
  (3). 環境に優しい製品づくりへの活用
    a. 溶剤による環境汚染レス
    b. リサイクルできないゴム使用量の低減
    c. シリコンなどの難接着材料への複合化
  (4). 複雑な形状の製品化
    a. 3D形状の筐体に複合化
    b. 必要な部分に必要な形状で複合化
    c. 接着面積の小さな部分に強固に結合

 


4. 応用事例
  (1). 弱電関連
   a. 各種搬送用及び給紙機構などのゴムローラ
   b. 携帯端末などの防水
  (2). 自動車関連
   a. エンジンカバーなどのパッキン
   b. ラジエーターのマウント
   c. モーターカバー
  (3). スポーツ関連
   a. マラソンシューズの靴底
   b. 各種道具のすべり止め
  (4). その他、今後の可能性など
   a. 部品の脱落が不可な食品機械への応用
   b. 高グリップ力を利用した福祉用器具

キーワード 高分子化合物 異種材料の複合化 金属表面の多孔化 加硫接着 架橋接着 分子間結合 軽量化
タグ ゴム  プラスチック  溶接・接合
受講料 一般(1名) : 48,600円 (税込み)
同時複数申し込みの場合(1名) : 43,200円 (税込み)
会場 日本テクノセンター研修室
住所: 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666

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カテゴリ:

電気・機械・メカトロ・設備成形・加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・コスト・安全研究開発・ビジネススキル

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